木星のお陰で生命は存在している!?
昔、テレビでこんな話をしていたのを思い出した。
地球に生命が生まれたのは、バラバラの腕時計の部品をプールの中に投げ込んで、水の流れだけで時計が組み立てられるのと同じくらいの 確率です。
この話は、実際の確率など計算したものではないそうでが、そのくらい奇跡的な事なんだよ。と素人の私たちでも理解しやすいように話した言葉だそう。
とはいえ、宇宙や地球の事を調べていくと、いくつもの偶然や奇跡的な事が重なり、今の地球が存在していると思い知らされる事が沢山!
その一つに木星の存在あり!
木星について
木星の大きさ
太陽系の惑星の中で一番大きなのが木星です。
直径139,820 km 地球の11倍にもなります。
質量は地球の317.83倍
ちなみに木星の巨大さは、木星を除く7つの惑星(水星・金星・地球・火星・土星・天王星・海王星)の質量を全てたしても木星の質量には及ばないのです。
木星の中身は?
そして、その中身はというとほとんどが水素とヘリウム。
地球のような固い地面がある「岩石惑星(地球型惑星)」とは違い、地面がありません。
「ガス惑星」と呼ばれていますが、実際は木星内部のほとんどは水素の液体で「液体惑星」の方が正しい呼び方かもしれません。とはいえ、地球の海のような、はっきりとした水面はなく、木星に飛び込むと,ガスの密度が少しずつ高くなっていき,いつの間にか液体にたどり着くという感じだそう。
中心部分がどうなっているかはまだ詳しくはわかっていないそうです。
ケイ素などの岩石でできている中心核が、木星の3~15%を占める割合であるんじゃないかな~という事ですが、中には50%を占めるんじゃないかと言っている学者もいるんだそう。それなら、岩石惑星って言っても良いんじゃな?と思ってしまうw
ではなぜ地球存在が木星のお陰と言われるの?
まず、地球に隕石が落ちてくることはそんなにはないですよね?
実際に落ちてきても大気圏で燃え尽きたり、海に落ちたりと、人類に影響することはさほどありません。
しかし、宇宙には隕石になりうる沢山の小惑星や彗星が漂っています。
その小惑星や彗星たちを、木星の巨大な重力で引っ張て軌道を変え、吸い込んでいるのです。
木星の衛星は今現在確認されてるだけでも80個ほどあり、(地球の衛星は月だけ)その巨大さと重力の強さがよくわかります。
もし木星が無かったら、地球に隕石が落ちる数が1000倍にもなると言われています!
という事は、生命繁栄も出来なかったでしょうね。。
木星、ありがとう!!