ボイジャーなどの惑星探査機は小惑星にぶつからないの?!
1977年に打ち上げられたNASAの惑星探査機「ボイジャー」。
1号と2号の2機が打ち上げられましたが、1号は2012年、2号は2018年に太陽系を脱出しました。
この2機は2019年現在、秒速15kmのスピードで地球から約180億kmの彼方を飛行している。
打ち上げから40年以上たち、想像もつかないほど遠くにいるけど、
特に、火星と木星の間にある「小惑星帯」なんて、たくさんの小惑星があるんでしょ?
そんな疑問を解決すべく調べてみた。
宇宙空間はスカスカだった!
タイトルで答えを言ってしまいましたが、
実は宇宙空間は思った以上にスカスカらしい。
まず、惑星と惑星の間の距離を見ていこう
太陽からの距離が近い順に・・・
(1)水星:5790万km
(2)金星:1億820万km
(3)地球:1億4960万km
(4)火星:2億2790万km
(5)木星:7億7830万km
(6)土星:14億2940万km
(7)天王星:28億7500万km
(8)海王星:45億440万km
なんだか数字が大きすぎて実感がわかないけど、
かなりの距離があるのはわかりますね。。
でも、実際は小惑星がゴロゴロしてるんじゃないの!?
と、まだ疑っているそこのあなた!!はい、私ですww
だって、ほら、以前の記事でも小惑星がいっぱいという事が分かったじゃない!!
確かに、小惑星は宇宙空間に沢山存在しています。
その数、1000万個ともいわれていて膨大な数のように感じますが、
それ以上に宇宙空間は広大なのです!!
木星と火星の間にある「小惑星帯」(小惑星帯について詳しくはこちら)
ですら、最も近い他の小惑星まで数万キロ以上離れており、
ほとんどは、数十万キロ以上離れていると考えられています。
こんなふうに例える人もいます↓
「太平洋にボールを数個落としたくらい」
太平洋=宇宙空間 ボール=天体
これでも太陽系内は密度が濃い方らしく、
恒星間は本当に何もない空間なのかもしれません。
それにしたって、長年一人で旅をし続けるボイジャー。
なんか、すっごく健気でまじめですごいやつだ。
ボイジャー君の事をもっと知りたくなってしまったので
次回は無人宇宙探査機ボイジャーについて調べていきたいと思います!